Concept
誰にも言えなかった感情は、もっとも美しい。
正解や評価ばかりが求められる日常の中で、あなたの胸の奥にそっとしまわれた、名もなき感情はありませんか。
言葉にならなかった呟き、行き場のない切なさ、誰にも見せていない小さな祈りや、夜ごとの空想。
私たちは、それらを「無意味なもの」とは呼びません。
人間の内面からあふれ出る純粋なエネルギーこそが、世界にひとつだけのアートだと信じています。
ここは、肩書きや技術を手放し、誰もがひとりの表現者になれる場所。
飾らないあなたの心のかけらを、1枚のハガキに託してください。
あなたの生きた感情が、誰かの心を震わせる作品へと生まれ変わります。
What We Do
Discover Pure Expression
ハガキに託された、飾らない本音やひそやかな空想。日常に埋もれていた純粋な心の情景に出会えます。
Support Artists
作品の購入を通じて、無名の表現者を直接応援。支援金の80%が作家の創作活動へと還元されます。
Emotional Archive
消えていくはずだった個人の心のゆらぎや生の熱量を、時代を映す現代アートの記録として保存・発信します。
なぜ「ハガキ」なのか
ハガキは、誰もが手に取れる身近な表現媒体です。
制約が生む自由
100mm × 148mmという小さなキャンバスは、「完璧でなくてもいい」という安心感を生みます。大きな作品を作る技術や自信がなくても、ハガキなら気軽に始められます。
日常と非日常の境界
郵便という日常的な機能を持ちながら、アートとして独立できる特別な形。誰もが知る「ハガキ」だからこそ、表現のハードルが下がります。
物理的な存在の価値
デジタル時代だからこそ、手で触れられる「モノ」としての作品に意味があります。原画という唯一無二の存在が、表現者と支援者をつなぎます。
すべての表現を等しく
同じサイズのハガキで等しく作品を受け入れ、アーカイブすることで、技術の優劣ではなく「すべての感情に等しく価値がある」という理念を体現しています。
Our Mission
胸の奥に眠る無垢な声を、この世界の新しい美しさに変える。
プロジェクトが果たす3つの意義
1. 感情の尊厳を取り戻す(表現の解放)
効率や正しさが求められる現代において、行き場を失った迷い、ひそやかな祈り、飾らない本音は「不要なもの」として押し込められがちです。
私たちは、理屈では割り切れない人間の内なる感情すべてを尊び、1枚のハガキを通じて安全に解き放つ「心の受け皿」であり続けます。
2. 「誰もが表現者である世界」をつくる(アートの再定義)
アートとは、限られた技術を持つ人や専門家だけのものではありません。
日々を生きる中で湧き上がる生の熱量こそが、すでに純粋な芸術であると定義し、肩書きを問わず誰もが表現者として対等に立てる場を創出します。
3. 名もなき声を、時代のアート・アーカイブへ(社会的記録)
誰にも届かずに消えていくはずだった個人の心の断片を、ハガキという物理的な媒体で収集・保存します。
個人の生きた証を「PostCard Art Project」によって価値化し、現代を生きる人々のリアルな感情の標本として、後世へつなぐ社会的アーカイブを構築します。
プロジェクトの背景
PostCard Art Project は、2024年に構想が始まりました。
きっかけは、私自身が感じていた「表現の息苦しさ」でした。SNSでは「いいね」の数が価値を決め、アート作品は有名な作家や高額な価格でしか注目されない。誰もが自由に表現できるはずのインターネットも、いつしか評価と承認を求める競争の場になっていました。
そんな中で、ふと手にしたのが1枚のハガキでした。小さく、素朴で、誰でも手に入るこのキャンバスに、技術も経験もない自分でも何かを描いてみたくなったのです。完成した絵は決して上手くありませんでしたが、そこには確かに自分の「生きた感情」が閉じ込められていました。
「もし、このハガキが誰かの手に渡ったら?」
「もし、すべての表現が等しく価値を認められる場所があったら?」
その問いから、このプロジェクトは生まれました。
ハガキという制約、誰もが参加できる公募・寄贈アーカイブとしての平等性、オンラインとオフラインの融合。
すべては「誰もが表現者になれる世界」を実現するための設計です。
ここは、商品を並べて売り買いする場所ではありません。
人と人が、心の奥にある無防備な美しさを通じて出会い、互いを肯定し合うための実験場です。
あなたの心のかたすみにある声を、世界へ届ける共犯者として。
私たちは1枚のハガキから、新しいアートの価値を紡ぎ続けます。